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書籍詳細

歌川国貞
歌川国貞
これぞ江戸の粋
太田記念美術館監修 日野原健司著
定価
本体2,500円+税
刊行
2016年03月
ISBN
978-4-8087-1055-2 C0071
判型
B5判
ページ数
136ページ
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  • 内 容
  • 目 次

幕末に近い江戸で最も人気を集めた浮世絵師、歌川国貞。美女やイケメン歌舞伎役者を描いて絶大な人気を誇りましたが、デザインセンスも抜群。着物の柄や背景の模様はデザインにうるさい現代人もうならせます。国貞の傑作を厳選した、待望の画集兼入門書です。図版114作品掲載。



【歌川国貞】(一七八六--一九八四)
天明六年(一七八六)江戸本所五ツ目に生まれる。幼い頃から絵を好み、十代半ばに初代歌川豊国に入門する。文化四年(一八〇七)浮世絵師としてデビュー。文化八年(一八一一)頃から本格的に役者絵を発表しはじめるとたちまち頭角を表わし、師匠の豊国に匹敵するほどの人気絵師となる。浮世絵の主要なジャンルである美人画と役者絵に秀で、高く評価された。天保十五年(一八四四)、師匠豊国の名前を襲名し、元治元年(一八六四)七十九歳で亡くなるまで、歌川派の総帥として浮世絵界を牽引していく。生涯の制作点数は一万点を越えるとされ、江戸時代の歌川国貞の人気は葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳を上回り、まさしく当時の浮世絵界を象徴するような存在であった。

【著者プロフィール】
日野原健司 ひのはら けんじ(太田記念美術館・主席学芸員)
一九七四年千葉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。現在太田記念美術館主席学芸員、慶応義塾大学非常勤講師などをつとめる。江戸から明治にかけての浮世絵史、ならびに出版文化史を研究。太田記念美術館にて「江戸園芸花尽し」、「没後一二〇年記念 月岡芳年」、「北斎と暁斎―奇想の漫画」、「江戸妖怪大図鑑」などの展覧会を担当。著書に『謎解き浮世絵叢書 月岡芳年 風俗三十二相』(二玄社、二〇一一年)、『浮世絵でめぐる江戸の花―見て楽しむ園芸文化』(共著、誠文堂新光社、二〇一三年)、『ようこそ浮世絵の世界へ 英訳付』(東京美術、二〇一五年)などがある。

公益財団法人 太田記念美術館
東邦生命保険相互会社会長を務めた五代太田清藏(一八九三--一九七七)のコレクションを基礎として、昭和五十五年(一九八〇)、東京都渋谷区に開館した浮世絵専門美術館である。約一万四千点にものぼる大規模なコレクションは、浮世絵の初期から末期にいたるまでの代表作品を網羅し、色目の美しい、保存状態に優れた作品が多く含まれている。そのコレクションに基づいて毎月さまざまなテーマで展示が行なわれており、二〇一四年には「没後一五〇年記念歌川国貞」展を開催し話題を集めた。

 
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