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書籍詳細

もっと知りたいマティス
もっと知りたいマティス
生涯と作品
天野知香 著
定価
本体2,000円+税
刊行
2016年08月
ISBN
978-4-8087-1049-1 C0071
判型
B5判
ページ数
80ページ
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  • 内 容
  • 目 次

□「絵画」とは何か、「表現する」というのはどういうことなのかーーマティスは常に自身の画家としての実践のなかで、表現と造形のあり方そのものを模索し続けた、20世紀の巨匠のなかでもとりわけ影響力の大きな存在です。本書は、マティスの生きた時代と画家自身の資質に培われた創造の世界を、多角的な切り口を交えつつ紹介する画期的な入門書です。
□その歩みは、マネや印象派などモダン・アートの新しい傾向が次々と展開された1890年代のパリに始まり、幾度もの転機を経て、ポップアートなど20世紀後半の新世代へ橋渡しするまでの80年余りにわたります。本書は、自らの芸術について語った有名な『画家のノート』、制作行為自体を証すプロセスやヴァリエーション、絵画と装飾、デッサンと色彩の葛藤など、重要な手がかりを織り交ぜつつ、「旧来の絵画のあり方を超えて、新たな、よりしなやかに私たちと結びつく、視界を切り開いた」マティスの画業をたどります。西欧の近現代美術を理解するうえでも役に立つ画集となっています。

絵画の行方 マティスはどのような画家なのだろうか?

プロローグ  遅い出発──フォーヴ以前(1869-1904)
 モダンの発見/最初の転機

第1章 野獣と「肘掛け椅子」(1905-1911)
 プリミティフへの関心/室内画の展開/身体の創造
●一枚の絵を読む1《生きる幸福》
●一枚の絵を読む2《青いヌードービスクラの思い出》
●もっと知りたい1 パトロンたち
●もっと知りたい2 画家のノート


第2章 モロッコ旅行から第一次世界大戦へ(1912-1916)
 モロッコ旅行/第一次世界大戦へ/川辺の浴女・背中
●もっと知りたい3 プロセスとヴァリエーション

第3章 画家とモデル──オダリスクの時代(1917-1929)
 50のデッサン/オダリスク/さらなる転機──神話主題の復活
●もっと知りたい4 画家のアトリエ

第4章 装飾の仕事 壁画と挿絵(1930-1939)
 バーンズの壁画/本の装飾/シュルレアリスムと暴力

第5章 色彩とデッサンの葛藤(1940-1947)
 テーマとヴァリエーション
●もっと知りたい5 マーグ画廊のマティス展
●一枚の絵を読む3《ジャズ》


エピローグ 絵画を超えて(1948-1954)
 最後の室内画群/切り紙絵/ヴァンスの礼拝堂/ブルー・ヌード/切り紙絵の展開 スイミング・プール

 
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