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もっと知りたい俵屋宗達
もっと知りたい俵屋宗達
生涯と作品
村重寧 著
定価
本体1,600円+税
刊行
2008年09月
ISBN
978-4-8087-0853-5 C0071
判型
B5判
ページ数
80ページ
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  • 内 容
  • 目 次

■江戸初期、名プロデューサー本阿弥光悦に見出され、やがて独自の画風を確立。斬新で装飾性豊かな表現で光琳、抱一へと続く「琳派」の流れをつくった希有の絵師、俵屋宗達の作品の全容とその独創の秘密。宗達は、天才光琳が私淑するほどの絵師でありながら、その生涯はよくわかっていない。が、本書では、著者の知見をもとにあえて年代別構成を試み、宗達絵画の進化(深化)に意欲的に迫っている。
■宗達様式の出現する「平家納経」補修に始まり、光悦の書との絶妙なハーモニー、清新な生気を醸す水墨画、風神雷神図にみる奔放かつ緻密な大画面構成など、宗達絵画の魅力を満載。

<はじめに>機知と豊麗ー伝統をせられた甦らせた宗達絵画の独創 村重 寧(むらしげやすし)
序章 謎に包まれた前半生 宗達様式の出現
十六世紀後半-慶長七年(1602年)頃
◆王朝美への憧憬ー平家納経の補作
【コラム】平家納経ー一門の力を結集した荘厳
第一章 光悦との競艶 書画のハーモニー
慶長八年(1603年)頃-元和六年(1620年)頃
◆料紙装飾の美麗ー花鳥画の小世界
【特集】偉大なアートディレクター本阿弥光悦
【特集】現代の出版の先駆け「嵯峨本」の刊行
【コラム】四季絵の流行
【コラム】鷹ガ峰の光悦寺
【コラム】辻邦生の『嵯峨野明月記(さがのめいげつき)』を読む
第二章 絵師としての自立 独創の絵画世界へ
元和七年(1621年)頃-寛永六年(1629年)頃
◆叙情を奏でる水墨画ー親しみやすい和の世界
【特集】冴えわたる造形感覚 扇絵の乱舞
【特集】伊勢物語への取り組み 豊潤な物語世界
【コラム】京都で大人気・俵屋の扇
第三章 法橋画家の自負 大画面装飾様式の完成
寛永七年(1630年)頃-寛永十五年(1638年)頃
◆抑揚豊かな筆墨の追求ー法橋時代の水墨画
◆大画面への挑戦ー独自の金碧画創出
【特集】同時代の画家たち
◆土佐派・狩野派の動向と宗達
【特集】宗達が採用した屏風の形式
◆六曲一双と二曲一双
【宗達の技】複線により波紋を描く
【宗達の技】さまざまな波の描写
【宗達の技】著色画へも応用された「たらし込み」の技法
【宗達の技】柔らかな雲の質感を銀墨で表現
【コラム】烏丸廣の奥書
【コラム】水墨画の和様化
【コラム】新発見の文献
第四章 後継者たちの装飾表現 宗達様式の継承
寛永十六年(1639年)頃-
付章 淋派の系譜 光琳とその後の琳派
おわりに 村重 寧
【宗達の創意】
(1)金銀泥絵(きんぎんでいえ)
(2)モチーフの引用
(3)たらし込み
【比べてみよう】
狩野永徳の唐獅子図
牧谿(もっけい)の水墨画
光琳・抱一の風神雷神図
「伊年(いねん)印」
「法橋宗達」と「宗達法橋」
「伊年(いねん)印」(宗達派)
【宗達の周辺】
(1)角倉素庵(すみのくらそあん)
(2)養源院
(3)醍醐寺
(4)烏丸光廣

 
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