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もっと知りたい長谷川等伯
もっと知りたい長谷川等伯
生涯と作品
黒田泰三 著
定価
本体1,800円+税
刊行
2010年01月
ISBN
978-4-8087-0823-8 C0071
判型
B5判
ページ数
80ページ
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  • 内 容
  • 目 次

成功のカギとは何か?
──競争を通して成長する、良いものは貪欲に真似る
  自分の力を信じて努力する、頂点に安住しない


□本書は、没後400年を記念して刊行された評伝画集です。ライバル狩野永徳にはない、みずみずしい詩情、さわやかな色彩感覚を発揮し、水墨画や、ともすると空虚な豪壮さに走る桃山障壁画の中にあって異彩を放つ名作を生みだした等伯。その代表作を多数紹介しながら、波乱の生涯を辿ります。
□地方出身の一介の絵師が、千利休、永徳、豊臣秀吉などの一流の文化人や強大な権力者と関わり合いながら、中央画壇で確固たる地位を築いていく──その足跡から浮かび上がるのは、生き方に少し不器用で家族思いの愚直な男の姿です。と同時に、自らの技量とブランドに誇りを持ち、戦略と野心と実行力で頂点を目指す熱血仕事人間の姿も見えてきます。
□随所に「等伯の言葉」を織り交ぜ、等伯の「考え方」が浮かび上がります。
□コラム「等伯の技法」「等伯の戦略」などで様々な切り口から巨匠の秘密を探ります。
□「等伯の家系と京都での主な人間関係」では相関図で、人と人との複雑な繋がりを理解しやすく整理しています。
□変革の荒波にもまれた美のプロフェッショナルたちの物語をより幅広く知りたい方には小社の『すぐわかる人物・ことば別 桃山時代の美術』がお薦めです。時代全体を見渡せる便利でビジュアルな美術入門書です。

はじめに 新たな等伯像を求めて
序章 七尾時代-絵仏師として
  ◆コラム-絵仏師、仏画に落款を入れる
第1章 京都に上る-雌伏のとき
  ◆コラム-信春時代の多彩な画域
第2章 等伯前期-中央画壇にデビュー
  PICK UP 牧谿筆《観音猿鶴図》
  特集 《松林図》を考える
  特集 智積院障壁画を考える
  ◆コラム-桐紋を雪に見立てた強引な絵画制作
  ◆コラム-等伯の技法(1) 多彩な筆遣い
  ◆コラム-瀟湘八景図
  ◆コラム-打倒! ライバル狩野派
  ◆コラム-中世の暗さからの脱却
  ◆コラム-色彩画家としての等伯
第3章 等伯後期-自雪舟五代を名乗る
  ◆コラム-等伯の戦略(1) 巨大涅槃図をPRに使う
  ◆コラム-等伯の戦略(2) 自雪舟五代という画系を使う
  ◆コラム-日本初の画論書『等伯画説』
  ◆コラム-等伯の技法(2) 金地の使い方
  ◆コラム-等伯の戦略(3) 流行画題を扱うベンチャー企業
第4章 等伯晩期-法橋から法眼へ
総論 長谷川等伯の多彩な魅力

 
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