江戸の美 きものデザイン

女子美術大学 監修

価格
2,305円(税込)
刊行
2011年03月
ISBN
9784808708986
Cコード
0072
判型
B5
ページ数
208

内容

自由な発想や粋な遊び心あふれるデザイン、
武家の品格や公家の風雅さ漂う素材や文様えらび、
そして高度な職人の技をご堪能ください。
◆江戸時代の「きもの」は、日本伝統の美意識や時代精神を反映し、豊かな創造力と高度な技術が融合したものとして注目されます。本書では「きもの」を、身体を覆うという役割を超えたアートとして捉え、当時のファッションの最先端として、着る人の美しさを際立たせる工夫がこらされた華麗なデザインの世界をご紹介します。
◆掲載作品は、日本屈指の女子美術大学染織コレクション10000点の中から厳選した小袖・振袖などの染織作品が中心となっています。
◆本書は女子美術大学所蔵のきものを中心とした特別企画展「江戸KIMONOアート─きもの文化の美と装い」展(2011年3月-12月開催)の図録を兼ねています。

目次

第1章 江戸のアヴァンギャルド
時代の過渡期、常識を覆す「かぶき」の精神を具現化した大胆で華麗な江戸初期のきもの
第2章 浮世のエレガンス
一枚の絵画を身体にまとうかのように芸術性を高めていった江戸中・後期のきもの
第3章 装いのセレブレーション
晴れの場にふさわしい衣装として、財力と技巧を尽くした江戸後期のきもの
第4章 風姿のスペクタクル
能の内容を視覚化し、非日常の空間で繰り広げられる夢幻の世界を演出した能衣裳

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