□京都と奈良の間にある木津川流域に広がる南山城の地域は古来からの聖地で、今も11ヵ寺がその伝統を守り伝えている。本書は意外に知られていないこれら寺院の国宝・重文の仏像をもれなく紹介。
□写真はすべて奈良の仏像写真の老舗・飛鳥園のもの。仏像を中心に風景も交えた美しく迫力ある写真の数々を楽しめる。

浄瑠璃寺（九体寺）
　・九体阿弥陀如来坐像・吉祥天立像・四天王立像・地蔵菩薩立像・薬師如来坐像・不動明王二童子立像

岩船寺
　・阿弥陀如来坐像・四天王立像・普賢菩薩騎象像

笠置寺
　・磨崖弥勒如来像・磨崖線刻菩薩像

海住山寺
　・十一面観音立像（本尊）・十一面観音立像（奥院）・四天王立像

現光寺
　・十一面観音坐像

神童寺
　・不動明王立像・阿弥陀如来坐像・愛染明王坐像・毘沙門天立像・日光菩薩立像・月光菩薩立像

蟹満寺
　・釈迦如来坐像

寿宝寺
　・千手観音立像

観音寺
　・十一面観音立像

酬恩庵（一休寺）
　・一休和尚坐像

禅定寺
　・十一面観音立像・文殊菩薩騎獅像・日光菩薩立像・月光菩薩立像・地蔵菩薩半跏像・四天王立像

当尾（とうの）の石仏