もっと知りたい仁和寺の歴史

久保 智康 , 朝川 美幸 著

価格
2,200円(税込)
刊行
2017年12月
ISBN
9784808710989
Cコード
0021
判型
B5
ページ数
80

内容

「古都京都の文化財」として世界遺産に指定され、御室桜で有名な真言宗御室派総本山仁和寺。皇室とのつながりを軸に真言密教の頂点を極めた1100年以上に及ぶその歴史を、豊富な図版とともに解説します。所蔵の宝物の来歴や意味なども詳しく知ることができ、仏教史、京都の文化史の理解も深まる一冊です。

目次

序章 仁和寺の二つのルーツ

第1章 創建から隆盛の時代(平安時代)
光孝天皇・宇多天皇による創建/法皇・御室が住まう寺/仁和寺とその周辺
 特集:仁和寺の名僧

第2章 宝物からみた古代・中世の仁和寺
本尊阿弥陀如来と密教の浄土教/門跡密教寺院の仏と儀礼/仏菩薩と聖僧、神の姿/天皇宸翰と書跡
 特集:天台教学への関心
 特集:仏教智の集積 仁和寺聖教
 特集:院家と石立僧
 特集:東洋医学の至宝

第3章 応仁の乱での焼失と再興(室町時代?江戸時代初期)
再興までの道のり/覚深法親王と再興/再興された堂舎

第4章 御室の文化を支えて(江戸時代初期?後期)
文化の中心としての御室/再興仁和寺の美術工芸

終章 明治期から現在
明治以降の仁和寺/御殿群の建立

<コラム>
仁和寺と文学

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