著者プロフィール
1938年東京都生まれ。文化人類学者。東京大学大学院修了、大阪大学で博士号取得。東南アジアをはじめ各地でフィールドワークに従事。元文化庁長官、大阪大学名誉教授、前国立新美術館館長。主な著書に、『儀礼の象徴性』(1985年、岩波書店、サントリー学芸賞)、『「日本文化論」の変容』((1999年、中央公論新社、吉野作造賞)などがある。
青山学院大学文学部史学科卒業、青山学院大学大学院総合文化政策学研究科首席修了、一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程。海外及び国内の近代・現代美術の展覧会企画及び運営業務を経て、2004年から佐藤太清の著作物管理、展覧会企画などを担当。美術史家として、近代及び現代日本画の評論、エッセイなどの執筆や講演活動を行っている。現代社会と日本画の糸口をさぐり、日本画の持つ力に光をあて、その活用を模索する事が研究テーマ 。福知山市佐藤太清記念美術館顧問。