著者プロフィール
美術史家、文化学園大学名誉教授。東京藝術大学大学院美術研究課程修了。フランス国立パリ美術工芸大学留学。1987年、メキシコシティで偶然目にしたフリーダ・カーロの作品に魅了されて以降、メキシコでの独自取材を重ね、多数の著書で発表してきた、日本におけるフリーダ・カーロ研究の第一人者。著書に『画家たちの原風景 日曜美術館から』(第35回日本エッセイストクラブ賞受賞、NHK出版)、『フリーダ・カーロ 引き裂かれた自画像』(中央公論社、のち中公文庫)、『鏡の中の女たち 女性画家の自画像』(文化出版局)、『フリーダ・カーロとディエゴ・リベラ』(ランダムハウス講談社)、『絵筆は語る』(清流出版)ほか多数。日本エッセイストクラブ理事長。