近刊

イギリス世紀末 耽美と幻想の美術

神秘・エロス・装飾美

荒川裕子 著

価格
2,970円(税込)
刊行
2025年02月
ISBN
9784808713188
Cコード
0071
判型
B5
ページ数
144

内容

絵画のみならず、イラストレーションや装飾芸術など、多様な表現が展開された「イギリス世紀末美術」。文学との共鳴により、夢想、恐怖、不可視の世界、多様な性……と、そのテーマは無限に広がった。ビアズリーをはじめ50名にも及ぶ画家の作品を通して、その世界観を濃密に伝える。

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著者プロフィール

荒川裕子 著

神奈川県藤沢市生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。法政大学キャリアデザイン学部教授。専門はロマン主義からヴィクトリア朝までを中心とするイギリス美術史。主な著書に『ジョン・エヴァレット・ミレイ:ヴィクトリア朝 美の革新者』、『もっと知りたいラファエル前派』、『もっと知りたいターナー改訂版』(以上、東京美術)、監修・執筆に『ラファエル前派 英国ヴィクトリア朝絵画の夢』展図録、『テート美術館所蔵:コンスタブル展』図録(以上、朝日新聞社)、共著に『ヴィジョンとファンタジー:ジョン・マーティンからバーン=ジョーンズへ』(ありな書房)、『ロンドン:アートとテクノロジー』(竹林舎)など。主な訳書にサム・スマイルズ『ターナー:モダン・アーティストの誕生』(ブリュッケ)、ウィリアム・ゴーント『ターナー』(西村書店)など。